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海賊と呼ばれた男は経営者には一度は読んでもらいたい。

おすすめする本

海賊と呼ばれた男 | 百田直樹


34歳 | 男性 | 会社員 | アイアンブリッジ

私は最近、映画化もされた百田直樹さんの海賊と呼ばれた男を読んで大変面白く、今の経営に読んでもらいたい一冊だと思いました。
あらすじとしては戦後の日本を舞台とした作品で焼け野原となった土地から自分の会社を立て直すために奮闘するのですが、苦しい状況にあったとしても社員をクビにすることなく全員で会社を立て直し仕事についても全力で取ってくるので今の日本にはないエネルギーにあふれているなと思いました。
会社の状況が苦しくても様々な相違工夫で会社の苦境を救っていく様子は今の経営者にも見習ってもらいたいと思いますが、戦後の復興という大変苦しい状況の中から生まれてきたので現代では難しいのかと思います。
タイトルの海賊と呼ばれた男ですが、なぜ海賊と呼ばれるようになったのかは海上で石油の販売をしていたためそのうように呼ばれるようになったと知って驚きました。
その他にも当時は取引することになれば大国であるイギリスを敵に回すことになると知りながらイランへ石油取引のために航海に出発する様子は緊張感があり楽しめました。
最終的にはイランから石油の買い付けに成功しますが、やはり商取引で大きなリターンを得るためには大きなリスクが必要なのだと感じましたし、そういった決断力や覚悟といった面で今の会社経営者の方は一度読んでもらいたい作品です。