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全ての人に送りたい「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」

おすすめする本

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと | 西原理恵子


33歳 | 女性 | 会社員 | えみり

私は都内の企業で働くいわゆる総合職のOLです。大学も早慶に行き、いわゆる「優良企業」へ就職し、海外の大学院にも進学しました。33歳になり、周りも結婚しだして、私もそろそろ結婚しなくてはならないか、と思って悩んでいたころ、会社から海外駐在の話がありました。結婚か、夢だった海外駐在か。悩む私に母が送ってくれたのが、この本でした。

そこに書かれていたのは、「結婚か、仕事かだったら、どっちもとってください。今はまだむずかしい社会だけど、どっちか諦めなきゃいけないなんて、おかしい。子育てか、仕事かでも、どっちも取りましょうよ。」という言葉でした。

これまで結婚か、仕事か、悩んでいた私に、どっちもとるという選択肢を与えてくれた。目の前がぱぁっと開けていくようなそんな感覚でした。そうしたら肩の力がふっと抜けて、無理しなくてもいいんだなぁと。

また、最後の娘さんへのメッセージでは「結婚はしても、しなくても、どっちでもいいから、無職で子どもは育てないでね。」という言葉、母からそういわれているような感覚でとても幸せな気持ちになりました。これまで結婚しなくてはならないと思ってたけど、結婚しなくても幸せになれる時代なんですよね。