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編集者や漫画家のリアルを知ることができる「ヒットマン」の魅力

おすすめする本

ヒットマン | 瀬尾公治


32歳 | 男性 | 自営業 | 電気イルカ

この漫画は週刊少年マガジンで連載経験がある作品ですけど、漫画の中でも週刊少年マガジンが出てくるという特異な設定が面白いです。
主人公は新人編集者として、週刊少年マガジンの編集部で働くことになります。
そして、この世界で働くことの厳しさを痛感していくというストーリーになっています。
実際に主人公は漫画家を担当し、その編集者として意見などを述べていくことになりますけど、衝突なども日常的に起こるのです。
そういう編集者としての毎日が細かく理解できるような内容と言えます。
読者からすれば、出版社の編集者というのはほとんど未知の仕事です。
彼らが何をしているのか?想像はできなくはないですけど、その正しい現実を知っている人はほとんどいないはずです。
だから、そういった現実の部分を知ることができるという点は、非常に面白いなと思います。
また、漫画の中で漫画家が何人も登場することになりますけど、その漫画家らがどのような考えを持って漫画を描いているのか?という点も非常に興味深かったです。
これは漫画なのでフィクションではありますが、漫画家や編集者の現実をある程度反映させた内容になっているはずです。
そういった部分も踏まえると、リアルな雰囲気を楽しめる作品だなと思えてきます。