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生きる意味の道しるべ的な【かもめのジョナサン】

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かもめのジョナサン | リチャード バック


47歳 | 男性 | 自営業 | 888

大学を卒業して新入社員として働いていた時に助けてくれたのが、かもめのジョナサンという本でした。
会社の同期で、親しくなった時に、お互い激務で、人生って何だろう?働く事に疲れた時に、若干スピリチュアル系に系統していたので、かもめのジョナサンを読破するまでに、電車の中で、うかつにも泣いてしまい、涙が止まりませんでした。

ざっくりした内容は、海に住む普通のかもめ達は、漁船の周りに集まり、魚が海から跳ね上がるのを狙ってその日の餌を取る事だけに必死でした。
そんな中で、主人公のジョナサンは、餌を取る事に興味がなく、空を飛ぶことに必死になり、普通のかめめの毎日とは別の行動をとり、餌を取る時間も忘れてやせ細るまで、飛ぶ事に集中しとて、どれだけ速く飛べるかという事に人生をかけていました。
周りのかもめ達には[変わり者]とされ、かもめの群の長老に「かもめは餌を取るのが仕事だ」と諭されましたが、ジョナサンは耳を傾けず、ひたすら跳び続けたため、仲間から追放されてしまいます。
追放されてもひとりで飛び続けた時、速く飛ぶ光るカモメと遭遇して、自分と同じ様ななかまをみつけ、更に飛ぶことを止めなかった。
就職氷河期に働き始めた自分の境遇とジョナサンの人生観を重ね合わせ、必死に働く自分と、働く意味とは何なのかと、自分を見つめるきっかけをジョナサンから学びました。