「2億円と専業主婦」を読みました。人生を楽しむために働く大切さを教えてくれます。

あなたは生涯働きますか？それとも専業主婦になり自分や家族に使う時間を確保しますか？
女性にとって生涯正社員や他の雇用形態でも働きつづけることの大変さは計り知れないものだと思います。しかし、専業主婦になってしまうと周りの女性が働きに出る中、自分だけが取り残されている気持ちになり、自分の人生に誇りを持てなくなる場合があります。
この作品は、専業主婦の実態と日本社会の問題点を挙げ、女性の社会進出について真面目に向き合い、私たちに働く意識を前向きにさせてくれます。
今の日本は一億総活躍社会と言われる割に、女性が生涯正社員で働くことが難しい状況です。
例えば配偶者が転勤になり、自分が働いている会社はそこには無い、又は異動が叶わないなどで働きたくても働けない場合。親の介護が発生し、責任の大きい正社員では休みが取れない、周りに迷惑をかける、休みを取ったり残業ゼロで帰ると陰口を言われるなど、総活躍とは程遠い実情があります。そんな実情に向き合う本です。
自由に使えるお金があることは心の豊かさにもつながります。本作ではその旨が繰り返し述べられています。
女性の皆さん、こんな社会にまけず、正社員とまでいかなくても、一歩ずつできることから収入を得るライフスタイルに切り替えてはいかがでしょうか。この作品はそれを後押ししてくれます！