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iPhone7のSuicaは播但線や姫新線でも使えるのか?検証してみた

先日発売されたiPhone7とiPhone7Plusですが、いつものバージョンアップと同様にカメラやCPU性能が少しずつパワーアップされたのとジェットブラックというニューカラーが登場したぐらい。

筐体のデザインとしては、iPhone6sまであったダサダサのアンテナ線がなくなった。それによってかっこよくはなったのですが、イヤホンジャックがなくなってライトニングコネクタしかありません。。。ということで音楽を聴きながら充電するためにはBluetooth接続の無線イヤホン等を使わねばなりません。
ライトニングを2又に増やすアイテムなども発売されておりますが、中華製が多く信頼に欠けます。iOSのバージョンアップで使えなくなるのは目に見えておりますので手を出さないほうが無難かと思います。

iPhone7での最高の改革はApplePay対応

iPhone7のSuicaは播但線や姫新線でも使えるのか?検証してみた

ApplePay自体はiPhone6と6sでも使えるのですが、あくまでアプリ上での買い物などでしか使用することができません。iPhone7と7Plusから搭載されたFeliCaチップ(非接触ICカード)によって電車の自動改札を通ったり、コンビニやスーパーでの支払いにiPhoneを使用することができるようになりました。

この機能は日本国内のiPhone7/7Plusに限られるので海外で手に入れたiPhone7はNGです。通常docomo、au、SoftBankで購入する分は日本仕様になっているので大丈夫だと思います。自分はSIMフリー端末ですが、amazonやEXPANSYS等で買うと海外版iPhoneの可能性が高いのでApple公式サイトからジェットブラック128GBを買いました。

JR東日本のSuicaをJR西日本や関西の私鉄で使えるのか?

関西人にとって最大の疑問は関西でSuicaが使えるのかということでしょう。iPhoneで使える交通系カードは現状Suicaしかありません。しかしSuicaはJR東日本のICカードです。関西だとICOCAが主流ですが未対応。

Suicaが使えないとなるとiPhone7の魅力は半減です。ということでさっそく検証してみました。

Suicaカードを持ってなくてもiPhoneに無料で取り込むことができる

iPhone7関連の動画でよく見かけるのがSuicaのカードをiPhoneの下に敷いてそのままカード情報を取り込むというやつ。しかし関西人(関東人以外)がSuicaなど持っているはずもなく…

ヤフオクでSuicaを購入しようかな〜とまで考えておりましたが、ビックリするほど簡単にSuicaを取り込むことができました。ApplePay開始と同時にSuicaアプリが登場!そのアプリをインストールして新規発行するだけ。もちろんSuicaアプリは無料。あとはチャージ(入金)用にクレジットカードを1枚登録すれば終了。ああ簡単。

いつでもどこでもチャージできるのでICカードのように券売機で入金するという手間はなくなります。

JRでも屈指の難関自動改札である播但線に乗ってみた

こちらもiPhone同様、先日のアップデートで自動改札化されたばかりのJR播但線にiPhoneSuicaで乗ることができるのか試してみました。
播但線にICカードなどで乗ったことがある人ならわかると思うのですが、ドア無しのカード読み取り機が置いてあるだけです。こいつがクリアできればおそらくJR関連の全てを攻略したと同じでしょう。

ドキドキしながら初iPhoneでピッとやってみたところ、ブルッと震えてSuica画面が出てきました。入場成功です。

最寄り駅から姫路駅まで乗ってみました。播但線・姫新線ユーザーならお馴染みですが、自動改札化されてから謎の二重改札になってます。姫路駅で降りて最初の改札も無事クリア。そして中央改札もクリア!

播但線でiPhoneSuicaが使えたということはおそらく全国のJRで使えるということ。

山陽電車と阪神電車、大阪市営地下鉄でiPhoneSuicaは使えるのか

なんだかんだでSuicaはJR東日本のものです。同じJRグループとしてJR西日本で使えるのはなんとなく想像できます。では関西の各私鉄はどうでしょう。
ということで山陽電車に乗ってみました。ピッ。JRと同じ挙動で普通に乗れました。阪神梅田で降りたのですが難なくクリア。続いて大阪の地下鉄に乗ったのですが普通にクリア。

iPhone7のSuicaは播但線や姫新線でも使えるのか?検証してみた

これもう自動改札であればどこでも大丈夫な感じですね。

コンビニやスーパーでの支払いは大丈夫なのか検証

ここで本領を発揮するのがApplePayです。Suicaはチャージした分しか使えないので万が一で「足りない」時もあるでしょう。その場ですぐチャージできるといってもレジ前でチャージ作業するぐらいなら財布から現金やクレジットカードを出してしまうでしょう。
しかし、ApplePayにクレジットカードを登録しておくだけでQUICPayやiDで支払うことができるようになります。QUICPayやiDはクレジットカードと同じでポストペイ(後払い)システムなので事前入金は不要です。

登録するクレジットカードの種類によってQUICPayになるかiDになるか分かれるようです。自分で選択することはできません。

このApplePay(クレジットカード)での支払いに関しては、iPhoneのウォレットアプリを立ち上げて、使用するカードを選択。TouchIDで指紋認証してからICカード読み取り機にiPhoneをかざすだけで支払い完了となります。
めちゃくちゃ簡単です。

今時のコンビニやスーパーならSuica、QUICPay、iDのどれかにはほぼ対応しているので現金を持ち歩く機会は本当に少なくなりそうです。

iPhoneのSuicaでバスに乗ることはできるのか

実はこちらはまだ未検証。でもたぶん大丈夫だと思います。今度機会があったら検証してみます。