最近よく見かける謎の光景のひとつが、田舎ならではの広すぎるコンビニ駐車場が夜遅くに一般車で満車になっている!
もちろんコンビニ店内はそれほど客がいるようにも見えない。。。気づきました。これは子どもの塾が終わるのを待っている車なんです。
ある程度の都会だと子どもの塾のためのバスが走ってたりするのですが、まだまだ田舎の学習塾ではそこまでのことはしておりません。なので送り迎えは保護者の仕事。
そこでいくつかの疑問と不安が生じました。
まずは疑問点。
親っ!そんなにヒマなのか???
ちなみにわたしも超苦手(だと親に思われていた)科目のみ塾に通わされておりましたが自分で自転車こいで通ってましたよ。雨が激しい日ぐらいは親が送り迎えしてくれましたがそれ以外は全てチャリ通です。
子どもたちは何時から勉強してるのかわかりませんが、コンビニの駐車場が満車になるのは夜10時頃。小学生の親世代というと30代〜40代ぐらいだと考えられます。男性なら自分の成長のために勉強したり一日の疲れを癒やすためにお酒飲んだりするでしょう。女性ならもうお風呂入って本読んだり映画観たりしたいんじゃないでしょうか。その時間を子どもの塾の送り迎えに費やしているのか・・・
究極のマゾだと思いました。。。
次に不安な点。
送り迎えしなくてはならないぐらい勉強嫌いな子どもにムリヤリ勉強させていい成績取っても将来「先生」がいないと自分で何も生み出せない大人になるのではないか?
実際にわたしも体感したが、学生時代に成績が良かった(と思われる)人ほど会社では無難に上司に言われた仕事しかこなさない。というかこなせない。自分で仕事を作れないし見つけられない。でも計算したり英語力があったりするので意外と周りからは評価が高かったりもする。これが非常にやっかいで、本人は「自分は仕事ができる」と思っていることだ。
ということで何が言いたいのかをまとめると、
塾に通わせるよりも将来のことを考えると、「自分で何かを生み出す力をつけさせてやる」「いろんな体験をさせてやる」ことのほうがよっぽど勉強になると思う。結局、小さいころに自分で考えた「オリジナルロボット」や「秘密基地制作」みたいなことが社会では必要とされているのだ。「考える力塾」みたいな就職後に役立つ力を英才教育するべき時代なのかも知れない。