ポケットティッシュ配りが効果があるのかわからなかったので、アンケート取っていろいろ考えてみました。
目次
広告は見てないのか?
自分は、駅前でポケットティッシュ配ってる人がいたら、もらうけど広告は眼中にない派です。
みんながみんな広告を全く見ないとなれば、なぜそんなものに企業は広告費を投入できるのか気になったので、ランサーズで「貰う側」にアンケート取ってみました。
アンケート結果見て驚いた!
【アンケート項目】
・もらったポケットティッシュに入ってる広告は見ますか?
・その広告を見て何か行動を起こした経験はありますか?
・ポケットティッシュ広告に効果はあると思いますか?
あまり多く取得してもしょうがないので、30件だけ。
アンケート結果から5件だけピックアップしてこのページに載せておきます。
どれも興味深い内容なので、ぜひご覧ください。
自分が興味のある広告は見ます。見る確率の高い広告は、飲食店の広告です。
商店街や商店街沿いの大通りで配布されているティッシュの中には、付近の飲食店のティッシュの場合があります。
オープンしたてのお店の広告が入っている場合は見ます。また、商業施設がオープンするときなども、オープン前に配られていることがあるので見る確率は高いです。
見ない広告としては、キャッシングやコンタクトレンズに美容系です。いつも配布されているので何の広告なのか分かっているので見ません。
また、興味がないので見ないです。街頭配布のティッシュ広告そのものの効果有無については、低いと思います。ティッシュを受け取ってくれる人は、広告が見たいからではなくティッシュが目的だからです。
ただ、いつも同じ場所で同じ広告のティッシュを配布していると、その「ティッシュ配布」という行動が宣伝効果にはなると思います。
もらったときに、そのまま何の広告だろう?と歩きながら、まず見ています。
そのままそのポケットティッシュを使えるか、恥ずかしい宣伝であれば、中の紙だけ抜いてしまえるか、家で使おうかと考えるので、見ないまま使用することはほぼないです。
自分がたまたま興味を持っている広告だったり、過去に利用したことのあるサービスの広告だったりすると、なおさら、内容も確認しますし、キャンペーンやクーポンがついている場合は、わざわざ取っておくこともあります。ヨガの体験レッスンはそれで行ったことがあります。
ですので、ポケットティッシュに入ってる広告は、他の何もないチラシよりも見ますし、意外に宣伝効果はあるとは思っています。
消費者金融だったり、化粧品だったりいろいろなのですが、自分自身に関係のないものはほぼ記憶に残りません。
よってそれによって利用してみようとか、購入してみようとかという行動にはつながりません。
時々キャンペーンお知らせなどでプレゼントがあるなど、関連はなくても何らかの得する事柄がある場合には、
記載されているURLを開いたり、LINEの友達追加をしたりすることがあります。
そういったことがない場合には余程行動には移すことは稀ですので、あまり広告効果としてはないのではと
私個人としては思います。
あくまでもティッシュを貰えたということで終わってしまいます。
あるとしたら近くの飲食店での割引券とかなら、見ることはあります。
ですが使用したことはほとんどないです。ほとんどがティッシュ狙いでもらったことが多く何か宣伝されてることなど気に止めることがないです。
元々のイメージが貸金とかいかがわしいお店の宣伝だったり、とあまりいいイメージを持ってないのが原因だとは思います。
あと配ってる人のせいもあると思います。目が死んでるか、無愛想だったりします。
みなさんがそうだとは思いませんが、少なからず私はそう感じることが多いです。
いつ見るのかと言えば、ポケットティッシュを貰ってバッグに入れたままデパートに行ってトイレに行ったときなど、暇だな何か見るものないかな、と思う時に見ます。
または家に帰ってきてバッグの中身を出して暇なときに見ます。
おそらく他の人も、暇な時間ができればパッとみると思います。
そして、ポケットティッシュに入ってる広告も自分の生活に密接しているものだったら連絡をしたり何らかのアクションを出すと思います。
私はよく、パチンコ屋さんのポケットティッシュを貰いますが、主婦ですし女性なのであまりパチンコに行くことはありません。
なのでこれが、新しくできた歯科医院やデパート、スーパーなどの生活に密着したものだったら実際に行ってみようと思います。
その他のアンケート内容が気になる方は、こちらのページに載せておりますのでご覧ください
要約します。
広告を見てすぐに行動を起こすことはないが、テレビやラジオのコマーシャルと同様に、脳の潜在的な部分にインプットさせることはできるので、企業ブランディングに多少の効果はある。
例えば、
コンタクトレンズを買う時に「あ、ここ前にティッシュ配ってたところだ」という具合に、店の名前を知っているという理由だけで、他店よりも親近感が湧いており目につきやすくなる。
また、多くの方がこんな風にコメントしてました。
「自分との関連性が強いものは脳にインプットされ、次の行動に少なからず影響はある」
例えば、こんな感じです。
最近太ってきたな〜
>スポーツジムの広告
パチンコ行きたい〜
ヴィトンのバッグ欲しい〜
>消費者金融の広告
美味しいもの食べたいな〜
>ラーメン屋新規オープン
家欲しい
>住宅ローン
怪しいお店のティッシュはNG
持ってるところを知り合いや家族に見られて困るような広告は嫌がられているようです。
様々な意見を読んでわかりました。
自分に関係がある広告であれば効果はありそうですね。
駅前でティッシュ配りするのであれば、その駅周辺の飲食店なら、ティッシュをもらったほとんどの人は興味を持つと考えられます。
逆に、駅から遠かったり、待ちゆく人々と無縁な広告はほぼ効果ないということです。
ポケットティッシュ広告ひとつでも、クリエイティブだと思って全力で制作することで、意外と成功するかも知れませんね。
貰う側は、どうせ「パチンコ」「ローン」「金融」「出会い系」「いかがわしい系」「携帯キャリア」「コンタクトレンズ」「美容」「塾」ぐらいの広告だと思っています。
それ以外の広告であれば、逆に興味を持って見てもらえる可能性がありそうです。
また、2つ折り、4つ折りの広告はわざわざ広げてまでは読まないみたいです。
ポケットティッシュに収まるあの僅かなスペースで、どれだけ読み手に興味を持ってもらえるクリエイティブを作れるか!
かなり難しいですが、逆にこのあたりを極められたら強そうですね。
うちでもやろうかな。
ウォーターサーバーに気をつけろ
ウォーターサーバーの特設会場前で配っているティッシュだけはもらってはいけません。すかさず喋りかけられます。
あと、家電量販店でやってるくじ引きも、スマホとネットと電気の切り替えの話を聴くことになります。
めちゃくちゃヒマな時以外はくじを引かないようにしましょう。
まとめ
人通りにもよりますが、一般的にビラは1時間に50枚程度撒けるようです。
それに比べてティッシュだと1時間に200〜300個配布できるようです。
そして、もらったティッシュ広告を見て実際に行動に移す人は0.1%と言われております。
1つ5円換算で考えると、1人の顧客を掴むのに5000円かかるということですね。
でも、近所の飲食店がクーポン付きティッシュを撒けばもっと安く集客できると思います。
飲食店はオープンしたらすぐに駅前までティッシュ配りに行きましょう!