旅行先
八ッ場ダムと草津温泉」 | 群馬県吾妻郡長野原町と草津町
神奈川県 | 会社員 | 55歳 | 男性 | mansyuu
つい最近ですが6月20日、つまりコロナ禍が全国的に自粛解禁になった翌日ということになりますが、群馬県の吾妻渓谷の八ッ場ダム(やんばだむ)の工事完成現場の見物と草津温泉の一泊旅行してきました。
チョット話題から反れますが、現在の住まいは神奈川県厚木市になります。 此の厚木市の郊外の愛川町というところには巨大な宮ヶ瀬ダムという、今では神奈川県でも有名な観光地があります。 かっては中津川の美しい渓谷の観光地でしたが、此方に宮ヶ瀬湖という巨大なダム湖ができて、今では神奈川県の山間部の自然豊かな水辺の観光地になっているのです。
さて、私達夫婦は先般、全国的にも有名な温泉地・草津温泉へ向かう途中に現在、盛んに建設工事が行われていて昨今になって完成した吾妻川にかける八ッ場ダムの現場の見学を試みたのです。
其れは現在ではほぼ完成して現在は盛んに貯水の段階に入っているのです。
完成後には前述したとおりの宮ヶ瀬ダム同様に観光地化することは間違いないとも思われますし、其れらの完成の様子を確認して起きたかったからです。
私達は厚木市から圏央道の高速道に乗り関越道の鶴ヶ島JCTから関越道へ乗り、群馬県の渋川伊香保ICで降りて国道145号線で昔の川原湯温泉のある八ッ場ダムの現場へ向かいました。
厚木市郊外の自宅からは約2時間30分程で到着しましたが、国道から長いトンネルを抜けた直ぐのところに其の現場の案内所や其れに直ぐ向こうには八ッ場ダムのダム現場の展望台もありました。
さて、実は昨年の5月の連休時に我々は八ッ場ダムの工事現場の見学ツアーに参加したことがあったのです。
その時の様子ですが、特に予約などは必要なく、定刻の時間まちの順になりますが、私達は13時からの出発になりました。
見学ツアーの詳細の概要についてはホームページに記載してありました。 見学ツアーの受付場所及び集合場所は、国道から大橋を渡った新規にできた「川原湯湖畔公園駐車場」になります。
ぷらっと見学会の見学ツアーの受付をすると、出発直前にヘルメットをかぶるようになります。
ヘルメットの横にはさすがに国土交通省のマーク文字が入っていました。
先ず、第一の見学場所までは皆さんでゾロゾロと歩くようになりますが、ツアーには現地の案内人が数人就いていて歩きながらダムやダムの建設などについての説明をしてくれます。
眼下には巨大な工事現場が広がっていて、ダンプなどの往来や重機も激しく動いていて工事の真っ最中であり、急ピッチであることが伺えます。
急ピッチといえば此方は現在では24時間体制で工事を行っているそうです。
堰堤であるダムの高さは116mだそうですが、現在ではダムそのものは殆んど出来上がっているそうです。
その後は移動して先程寄り道した「やんば資料館」や最後は此方も先程通った八ッ場ダムの展望台でも有る「やんば見放台」からのダム工事見学になります。
此方からの見放台からは工事や現場の様子がハッキリと見えます。
特に、指定の先端に立つと其処は断崖絶壁の真上で足がスクムほどです。
無料の双眼鏡もあって、工事の詳しい様子も見て取れます。
見学会は此れで終了だったのですが、時間にしてほぼ40分の行程であり、完成直前の現場見学ということで大変貴重な物を見せていただいたのでした。
あれからまもなく竣工式が盛大に行われ、2020年の現在では盛んに貯水が行われている段階で、現在においては貯水域は全体の8割から9割ほどでほぼ満水の状態に貯水された模様です。
因みに、八ッ場ダム(やんばダム)は吾妻川中流部に出来るダムで、群馬県内を流れる1級河川の多目的ダムだそうです。
完成予定としては一時中断という時を経て延期されて入るものの、来年の2020年度には完成見込みだそうです。
完成すれば神奈川県の宮ヶ瀬ダムを除けば関東1都5県の水瓶としては九番目のダムとなる見通しだそうです。
ダムの形式は重力式コンクリート式で高さは116m。
因みに、我が家の近郊にある宮ヶ瀬ダムは、同じく重力式コンクリートダムで堤高は156.0メートルだそうです。
此方の八ッ場ダムもダム湖となって、我が神奈川県厚木市の郊外に有る宮ヶ瀬ダム同様に、周辺地域は一大観光地になることは間違いないでしょうし、現に其の日は大勢の観光客で賑わっていました。 此方には川原湯という昔からの温泉地も湖底に沈み、今では代替え地としてダム湖畔に新たに建設されていますが、何れにしても有名な川原湯温泉や更には、ここから車で30分ほどのこところには、全国的にも有名な草津温泉やスキー場も有って、観光地の条件としては整いすぎていると言っても過言ではないでしょう。