「貝がらファン」なら、ぜひ行ってみて!真鶴町立「遠郷貝類博物館」

旅行先

真鶴町立「遠郷貝類博物館」 | 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴


神奈川県 | 主婦 | 66歳 | 女性 | ノッポなタビビトさん

子ども時代、海に連れて行ってもらい、砂浜を歩いてきれいな色や神秘的なかたちの貝がらを見つけた時の感動、憶えていますか?その時の貝がらを大切にしまって時々眺めてる、私はそんな“貝がらファン”の1人。ですから、神奈川県の真鶴半島に、国内外の貝がらのコレクションが展示されている「遠藤貝類博物館」があると知った途端、こちらをその週末のドライブ先に決めてしまったほどです。
「遠藤貝類博物館」は、相模湾の眺めが美しい真鶴半島の南端にあります。

お土産屋さんやレストランのあるドライブインの2階だったのはちょっと驚いたけれど、入館すると、静かな空間が広がっています。学芸員さんがいる博物館ですから、展示内容も「博物館周辺の貝」「日本の貝」「世界の貝」「海で生きる生物」など、テーマごとに展示されていました。世界や日本のどこから来た貝がらなのか、どんな種類なのか、学術的な解説とはいえとてもわかりやすい説明が付けられています。

古代の貝・アンモナイトの化石や、生きている化石といわれるオキナエビス、日本では絶対に合うことのない世界中の貝も見ることができ、多種多彩な貝のフォルムは、アート鑑賞の趣まで与えてくれますよ。「海で生きる生物」の展示では、貝だけでなく、おもしろい形のイソギンチャクも見つけました。

nice idea!と感心したのは、すし桶に置かれた貝尽くしの寿司ネタの盛り合わせ。

帰りは絶対にお寿司屋さんに寄ろう!なんて思ってしまいました。ホタテ貝、たいら貝、みる貝、赤貝、青柳、アワビ・・・もちろん蝋細工ですが(笑)周りには、それらの貝がらが配置されています。アワビの貝がらは知っていても、たいら貝の黒い貝がらは初めて見ました。内部は淡真珠色。シックで、インテリアに使いたいほど素敵でした。
こぢんまりした空間ですから、ささっと見ると小1時間くらいでしょうか。貝がら好きなら、きっとその何倍もの時間は費やすかもしれませんね。

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