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星の王子さまの世界観が素敵。関越道上り「寄居パーキングエリア」

旅行先

埼玉県深谷市 | 長野県の旅の帰りに


神奈川県 | 主婦 | 66歳 | 女性 | 旅好きおばさん

埼玉県にある関越道上り線の寄居パーキングエリア。信州を旅する機会の多いわが家は、もう何度となく寄っていますが、初めて入ったときは、目がまん丸になったものです。その時に見た光景は、普通のパーキングエリアとは全く異なるものでした。
パーキングエリアというと、たくさんのトラックが停まっていて、トイレがあって、レストランは貧弱、テイクアウトのジャンクフーズしかない…そんなイメージがありますが、ここは、深い木立を背景に、プロバンスの瓦屋根にベージュの漆喰壁、鎧戸のある格子窓には小粋なブルーの日よけがかかり、どこかヨーロッパの田舎町のような雰囲気。お店の屋号はすべてフランス語で、トイレと喫煙所をのぞくと案内板すらフランス語表記、と徹底しています。

寄居パーキングエリアの別名は“星の王子さまパーキングエリア”。サン=テグジュペリ「星の王子さま」の世界観から“癒し”をコンセプトに、建物はサン=テグジュペリにちなんで南仏プロバンス地方をモチーフに作られました。オープンした2010年は、テーマパーク型パーキングエリアの日本第一号と話題になったのだとか…(知りませんでした)。

施設の内訳は、駐車場とトイレなどはパーキングエリアそのものですが、フレンチレストラン「ル・プチ・プランス」、フランスの生活雑貨やお菓子を集めた「五億の鈴」を中心に、パン屋さんやオムライス屋さんを併設したオープンカフェ「サン=テグジュペリ」、『うわばみ焼き』が食べられるファストフード屋さんもあります。

毎年、クリスマスには、センスのいいツリーも飾られます。

“星の王子さまパーキングエリア”は、関越道を使って首都圏に帰ってくるとき、ラーメンや丼ものでなく、ガレットや豚肉のコンフィ、魚介のポワレが食べたい方におすすめです。心なしか、最近は、“南フランスの空気”の中でひと休み、とわさわざ立ち寄るオシャレなドライバーが多くなったようです。