神戸三宮で集客のお手伝いをしている(敷居の低い)会社です

昭和にアイムスリップ・ひっそり佇む水辺のラーメン屋

店舗名

このみ | 千葉県印西市


千葉県 | 会社員 | 50歳 | 女性 | モモ

知人に紹介されて出掛けたのが、「ラーメン250円」がウリのラーメン店「このみ」。聞いていた通り、道路を脇道にそれて、更に田んぼ以外に何も見られない方角に進む必要がある奇妙なロケーションにあります。市街地から遠くないところにあるにもかかわらず、ちょっとした旅気分を味わえるのはそのためでしょう。

暖簾をくぐってからも、店内に入るまでには不可思議な空間を通る必要があります。中に入ってしまえば、店の隅に屋台風のカウンターが置かれている以外は普通のラーメン店に見えます。メニューも一般的な料理が並んでいますが、その値段には笑いを誘われるのではないでしょうか。看板メニューのラーメンが250円なのですが、なぜか「モヤシラーメン」は「ラーメン・モツ煮丼セット」や「ラーメン・カレーセット」と同じ500円に跳ね上がる不可解さのためです。

店主のおじさんは愛想があるわけではなく、とつとつと接客してくれます。後日、この店を紹介している新聞記事を見つけました。記事によると、250円ラーメンはこだわりの素材を使い、手間をかけて作っていたとのこと。ハッキリ言ってそんなに手をかけて作っている味だとは私は気付きませんでしたが、不便なロケーションながら私たちの後にも客足が続いていました。