気持ちいい空気を吸いに青森、八甲田山ドライブ旅行

旅行先

十和田湖 | 青森県八甲田山


愛知県 | パート・アルバイト | 35歳 | 女性 | めがね

うだる暑さの中、飛行機に乗って昼過ぎに到着した青森空港は同じ日本かと思えるくらい快適でした。
空港から出てすぐのレンタカーで車をピックアップしたのですが、車のエンジンをかけて、エアコンの風量マックスで待っていてくれました。
愛知県に比べると爽やかな気温にエアコンはいらないと車のドアを閉じたと同時に切りました。
車を走らせてそのまま十和田湖を目指し、八甲田山方面へ。
道中、注意喚起の電光掲示板に「気温25度、熱中症注意!」の文字。
当時、名古屋の気温は35度でした。
気温25度でも熱中症になる人はなるんでしょうね。
ナビにしたがって山道を甲子園中継を聞きながら、窓全開でドライブ。
最高に気持ちよかったです。

お昼は空腹のタイミングとお食事処を見つけたタイミングが合わず、ようやく見つけた酸ヶ湯にて遅めの昼食をとりました。。
ここはセルフサービスのお水がなんと天然水なんです!


とても冷たくて、美味しいお水でした。

それからさらに山道を運転して到着したのが奥入瀬渓流。
「奥入瀬渓流観光センター」に車を止めて中に入り、建物を抜けて裏にまわると綺麗な渓流がありました。

水の流れる音と、木々の揺れる音、肌に触れる風が気持ち良くてずっと歩いて行きたかったです。
この渓流は十和田湖からこの観光センターあたりまで14kmに渡ってあり、遊歩道が整備されているのでに沿って歩いて行けるのですが、それをすると車を置いていくことになり、天気も少し怪しかったので遊歩道の散策は翌日にとっておいて1時間くらいプラプラして車に乗り込みました。

その日は十和田湖近くの温泉のある民宿に宿泊。
前日まで仕事で色々忙しかったので山から聞こえてくる音を聞きながら気ままにゴロゴロ。
夜は名物のひめます料理をいただきました。

お米も地元のお米で、本当に美味しかったです。

翌朝はチェックアウトと同時に十和田湖でできるアクティビティを提供している「グリランド」へ。
十和田湖をゴムボートみたいなボートで滑走します。

十和田湖の伝説を交えながら、時々猛スピードで湖面を進み、叫びたくなるくらい気持ちよかったです。
最高に面白かったし、楽しかったです。
ちょっとだけ太陽に雲がかかってたのが残念でしたが、十和田湖は本当に綺麗で、太陽が顔をだすとこんなに真っ青に。

午前中のアクティビティを終わらせ、そのまま奥入瀬渓流に向かいます。
今度は湖側から水の流れを追いかけながらゆっくりと歩きながら。
湖から観光センターまではバスが運行しており、私はバス停近くに車を停めて、心ゆくまで2時間ほどひたすら歩きました。
でも2時間歩いても全然疲れないぐらい気持ちいい。
この渓流は各所に滝があり、全て表情が違うのが魅力です。

実はこの時、バスを待っている間に盛大に通り雨に振られました。
しかも傘は徒歩2時間先の車の中。
木陰に隠れていれば、なんていう考えは甘かったのですが、優しい方が見ず知らずの私を傘に入れてくださいました。
旅行ってこういう、人の優しさに触れられるところが魅力ですよね。
雨に振られずぶ濡れになった私はバスで車に戻りこの先どうしようかと地図を眺めていると、あるじゃないですか。
温泉があちこちに!

そこで選んだのは前日にお昼を食べた酸ヶ湯。
ここには「千人風呂」と呼ばれる日本屈指の混浴が名物で、私も生まれて初めて混浴にチャレンジすることに。

と、いってもやはりちょっと心配なので、売店で売っていた温泉用の湯浴み着を購入しました。
実際入ってみると女性はやはり少なく、私と同じく、湯浴み着を着ていても男性からは見えない仕切りの内側にいる方が多かったです。
私はそんな人たちを尻目にずいずいと仕切りの向こうへ。
そこで、なぜ女性陣が仕切りの内側にいるのかが判明しました。
けっこう前を隠してない人が多かったのです!
幸い私の視力はそれなりに悪い上に乱視が強めなので、みんな肌色の全身タイツを着ているようにしか見えませんでした。
女性用に別の専用浴場もあるので、次回来たときにはそちらも利用したいと思います。
ここの施設では湯治の為の宿泊施設もあることを到着して知り、ちょっと惜しいことをしたと思いました。
ただ、ここは硫黄泉なので、結構髪や肌に匂いが残るのが難点かな?
こうして、私は硫黄の香りとツルツルのお肌を手に入れて八甲田山を後にしました。

青森は初めてでしたが毎年夏に遊びに行きたいくらい素敵な場所でした。
八甲田山には温泉が各所にあり、渓流も14kmをゆっくり楽しみたかったです。
次回は絶対酸ヶ湯で1泊・・・いや、2泊します。