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一度は見ておきたい、広大で洗練された大名庭園 栗林公園

旅行先

栗林公園 | 香川県高松市


千葉県 | 自営業 | 42歳 | 女性 | キムスティ

「すいませーん、この電車はクリバヤシ駅に行きますか」
小豆島を除いては四国は初めてのわたし。JR高松駅でこんな質問をしたら、駅員さん、
「はい、リツリン駅はこちらの電車でございます」
慣れた口調で漢字の読み間違いを訂正してくれました!(笑)
JR高徳線に乗り、まずはホテルをとっていた「栗林」駅に寄り、チェックインして荷物を置くとすぐに、近くの栗林公園へ向かいました。

翌日には高松在住の友人が車であちこち連れて行ってくれる予定だったので、徒歩圏内の栗林公園は1人で。
隣に「栗林公園北口」という駅があって、こちらが最寄り駅のようですが、ホテルからだと歩いて20分ぐらいで東口に着きました。
高松出身の政治化三木武吉さんの銅像が、東口で迎えてくれました。

広大な面積を有するという大名庭園、栗林公園。
入口から見ると、たしかに広いんですが、なんだかだだっ広いイメージ。この先に何かありそうには見えません。。。後ろにそびえ立つのは紫雲山。

きれいに手入れされた松。大自然の中で鍛えられた感じとは違い、おしとやかで洗練された、人間にたとえるなら教養のある感じさえします。

意外に、公園の奥行きは深いです。
こちらは中国の険しい山並みがモデル。ハスの葉っぱも中国的。日本庭園なんですけど、中国の要素も取り入れられているところが面白いです。

名前のわからない鳥もけっこういて、それもまた風景の一部でした。
栗林公園といったらやっぱりこの景色!

飛来峰という、峰というより丘といったほうがいいような(でものぼるのに多少苦労しますが)ところから下を眺めます。
下に見える橋は偃月橋(えんげつきょう)、奥に見える家は掬月亭(きくげつてい)です。
公園をぐるっと回る散歩道は、いろいろ考えごとをしながら歩くのにもぴったりでした。そして入り口で渡された地図には、車いすの人が通れるコースが、細かくかいてありました。車いすの人ばかりでなく、ベビーカーを押す人も楽しめそうで、とても感心しました。
ちょっとつらかったのは、8月に行ったので、結構暑かったことです。わりと雲の多い日であったにもかかわらず、日光の下にさらされることが多くて・・・手入れされた松はわたしたちの日傘にはなってくれません!夏に行くなら日傘・帽子は必需品です。
後から知りましたが、この公園、外国人に人気の観光スポットなんだそうです。
中国人に日本語を教える仕事をしていますが、たしかに日本語の教材にこの公園がありました。(それにしては公園の名前すら読めなかったことを反省。)
そして紹介写真にはわたしが自分で撮った、飛来峰からの写真と寸分たがわぬ写真が載っていました。