社長さんや管理職の方は、スタッフが仕事に対してやりがいを感じているのかどうかが気になるところです。
もちろん自分も気になりました。
今後に活かせそうだなと思い、今回もランサーズで「仕事を楽しんでいると感じる瞬間を教えてください」とアンケート取ってみました。
30名にアンケートを取りましたが、その中から興味深いものを数件ピックアップして紹介させていただきます。
やりがいを感じて仕事を楽しんでいる瞬間は大きく5種類に分かれました。
- 仲間との絆
- お客さんに喜んでもらえた
- マーケティングが楽しい
- 商品開発最高
- 自分の成長
経営者や上長こそなかなか気づけないことなので、ぜひ全てのアンケート結果をご覧ください。
自分も勉強になりました。
目次
仲間との絆タイプ
一番多かったのが、仲間や同僚との絆タイプです。
難題をクリアする時は、一人よりも複数人で協力した方が感動や達成感が強くなることがわかります。
少人数でもいいので必ずチームで仕事に取り組んでもらうことで、仕事に対する満足度向上にも繋がりそうですね。
入退院の多い病棟勤務、二次救急の対応をしていました。仕事をしていて楽しいときは、忙しい仕事を終わらせた時の達成感です。共に働いたメンバーとの絆も深まりました。
何より嬉しいときは、患者様が元気になっていくのを見たときの喜びはひとしおです。
私がいると安心する、との患者様からの声をいただいたり、ご家族に感謝される時も嬉しいです。
後は先生やスタッフにほめられる時は自信も出てきて嬉しいです。
やり甲斐のある仕事です。
テンションが高まって、同僚との団結力も高まって遅くまで残業中の休憩時間に皆でお菓子を食べながら笑っているときが、楽しくて仕方なかったです。
喋る内容も仕事の愚痴ではなく、仕事の効率化や進め方などばかりを話していた時間、それがマックスに仕事を楽しんでいた時間でした。
お互いに「疲れ知らずの最強だよね私たち」と言いながら仕事をしていた時が最高に楽しめていました。
サービス業なので誰かに感謝される事も多々あり、その時はやりがいを感じます。逆に大変な仕事や、あまり関わりたくない人と接する事もあります。その時には同じ職場の仲間と助け合って一日仕事をやり終えた時は達成感でいっぱいで大変な仕事も楽しいと思えます。
同僚と仲良くなった時、絆が出来た時も楽しいと感じます。
お客さんに喜んでもらえたタイプ
営業さんや販売員の方の多くのモチベーションは、お客さんからの感謝の言葉に支えられているみたいです。
逆に理不尽なクレームを受けることで、仕事のやる気はゼロどころか大きくマイナスになります。
お客様は神様主義を貫き、クレーマーからスタッフを守れないような上司は、スタッフからの信用は失墜するでしょう。スタッフのためなら誰が相手でも全力で闘うような上司を目指しましょう。
サラリーマン時代にも上司や同僚と多くの仕事をしてきましたが、個人で仕事を始めてからは特に感じることが多いです。
仕入れから商談、その後のフォローを自分自身で考え、動くことで自分の利益はもちろんありますが、お客様に最終的に満足していただき、今後も継続して関係を続けていただける時は、それまでの掛かった時間や労力、精神的な部分を含め全て報われた気がします。
マーケティングが楽しいタイプ
自分の考えた手法で営業成績が上がったりしたら最高に気持ちいいですよね。
上司の皆さんは、できるだけ温かく見守りながら成功体験と失敗体験を積ませてあげましょうよ。
特に失敗体験は人の成長には欠かせません。スタッフ一人の失敗ぐらいで会社が潰れたりはしませんので、どんどん仕事を任せ責任を委譲していきましょう。
どうやったらその商品をお客様に手に取ってもらいやすくなるのか、を考えて変更することがとても楽しかったです。
商品を置く位置を少し変更しただけでも、売り上げが異なる場合があります。
照明の向きや、棚の向き、お客様の動線を考えてディスプレー変更をして行くと結果が異なるので、面白いなと感じていました。
また、他の商品と組み合わせて、より商品のイメージをプラスにしていくことも面白かったです。
以前企画の勉強をしていたこともあり、SNSでの企画でいくつかアイデアを提出し、そのアイデアが採用された時に、自分はちゃんと役に立つんだ、ととても実感し「ああ、今仕事を楽しんでいるなあ」と感じました。
その企画を立てるための調査には随分と時間がかかりましたが、あまり苦ではなく、もっと企画を詰めたいとぎりぎりまで準備をし、とても楽しかったです。
お客様が喜んで帰って行く姿や、後日「買って良かった」と言ってもらえると嬉しい。
色をコーディネートするのが好きだったのでレイアウトを任せてもらえた時は、一番楽しかったです。
そのレイアウトでお客様が脚を止めてくれたり、ディスプレイの商品が飛ぶように売れた時はやりがいがあってスゴく楽しかったです。
商品開発最高タイプ
自分で作った商品（サービス）はまさに自分の子どもみたいなもんですよね。
そんな愛する商品が世間から良い評価をもらえたりしたらもう興奮しすぎて鼻血ブーですね。
特に組み込みでも大きなシステムでは100人月を越えるものもありますので、難易度の高い実装をチーム一丸で完成させたときの感動は感涙ものです。
既にメインで開発を行う事はありませんが、若いメンバーとともに難問にトライしているときは、自分も前線での開発に腕を振るうチャンスが廻ってくるので、この時ばかりは若い頃に戻って仕事を楽しんでいます。
収入はお小遣い程度ですが、今後の事も考えて個人事業主にもなりました。
元々レザークラフトが好きな訳ではなく、主人の手伝いとして始めたのがきっかけです。
そんな私が仕事を楽しく感じるのは「作品を作り上げていく」という工程です。
一枚の革だった物を切るところから始め、縫ったりしながら作り上げていくのは楽しいです。
そしてそんな作品を誰かに認めて購入して貰えると、自分自身が認められたような気になり、楽しさや充実感を得られます。
お客様の製品のマニュアルを執筆しています。
目次構成を決めて原稿を作成するのですが、その作業に集中しているときは時間を忘れてしまいます。
どう書けば、正しく、わかりやすく、そして安全に使用できるのかを考えるのが楽しいです。そして、自分の書いた原稿が、製品を買った多くの人に読まれていることを想像すると、自分の仕事が世の中の役に立っているのだと実感できます。
そんなやりがいのある仕事に誇りを持って取り組んでいるときが一番充実した時間です。
自分の成長タイプ
簡単なことであっても、勉強や訓練した成果が目に見えて表れるようになると嬉しいもんです。
自分もWEBの勉強していた時に「ハッ！」これはこういうことやったんか！！！みたいに点と点が繋がった瞬間に興奮することが多々ありました。今でもよく興奮してます。鼻血ブー。
むしろ、数学の成績は恥ずかしいくらい低いものでした。
しかし、仕事ですから、資格もとりました。それでもけっして得意にはなれませんでしたが、そこで習得したものの中で、ブラインドタッチを習得しました。
習得するまでは、遅くも早くもない入力作業で別段困ってはいませんでしたが、同僚のブラインドタッチの速さに感化され、自分もやってみたところ、入力作業が楽しくて仕方がなかったです。
ブラインドタッチができる自分に酔いしれるほどでした。
たかが、入力作業でしたが、おかげで、事務処理の仕事効率もあがりました。
まとめ
ネガティブは伝播する
今までいろんな職場で働いてきましたが、どの職場でも言えることは「ネガティブは伝播する」ということ。
ネガティブな人が一人いるだけでチームの雰囲気は暗くなり、仕事や顧客、同僚、待遇に対するグチ大会が始まります。
そんなチームを再起するには、ネガティブ君に負けないぐらいのポジティブ君を加えるか、ネガティブ君に去ってもらうしかないですね。
ポジティブは会社の宝です。
褒めたら伸びる
基本的に全ての人間は褒めたら伸びます。
こんな安い投資は他に無いので、どんどん褒めましょうよ。
褒めることで会社は良くなる！たぶん！知らんけど！
