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需要と供給
都心部では高額になる
安く作ってもらったホームページと、そうではないホームページでどう違うのかを理解している人の絶対数が多いので、都心部では高額でも需要があるわけです。
逆に、地方の田舎ではまだまだWEBマーケティングに理解の無い経営者は多いです。そういったことから、生活のために安さを付加価値とした営業をする制作業者が多いので、地方のホームページ制作費用は安くなるわけです。
都心の方こそ地方に信頼できる発注先があれば助かりますね。
主婦が副業でクラウドワークスやランサーズを使って安く受注してるので、そこら辺もホームページ単価が下がった要因です。
まあ、それぐらいホームページは簡単に作れてしまうということです。
商売をしているならホームページは持ってて当たり前。競合に勝つためのホームページが求められる時代です。
それでは、ホームページ制作業者と費用をタイプ別に見ていきましょう。
制作者のスキルや方向性により価格は大きく異なる
最新の技術使いたがりマン
なんかよくわかりませんが、ニョロニョロ動いたりフワッとしたりするのをふんだんに取り入れます。
それがクライアントの利益に繋がるのであれば有りだと思います。が、多くの場合は不利に働きます。
Appleのプロダクトページのように、単品商品をブランディングする際には大きな効果が見込めると思います。
ニョロニョロのコードを拾ってくるだけのパターンとイチからプログラミングするパターンで費用は大きく異なります。公開されているコードを使うことで安く作れます。
でも、その動き本当に必要ですか?
テンプレートでOKマン
世の中にある大半のホームページはWordPressで構築されています。(2021年4月現在、CMSでシェア60%以上、全てのWEBの41%以上)
手っ取り早くサイトを作るには無料または有料のテンプレートで作ってしまうのがベスト。
めちゃくちゃ安くスピーディーに仕上げることができます。
ただし、テンプレートをそのまま使ってクライアントの利益に繋げるのは非常に難しいです。
テンプレートはクライアント用にカスタマイズしてなんぼです。
元印刷屋マン
現在、印刷の需要が減ったことから、元印刷屋さんというWEB屋さんをよく見かけます。
トップイメージやバナー画像へのこだわりは感じますが、正直なところWEBマーケティングという意味では内部構造的に弱いです。
元が比較的アナログな業種なので仕方ない部分もあります。
見た目重視で選ぶなら有り。
ただ、従業員の雇用を守るために簡単なホームページでも高額になりがち。
SEOマン
トップページにバカほどテキストを埋め込む傾向あり。
現在のSEO対策とは逆行しがちです。
SEO対策だけをウリにしている制作会社と付き合うといつか痛い目にあうので要注意です。
成果報酬的なSEO会社だけはやめておきましょう。需要もないニッチ過ぎるキーワードで上位表示させて毎月報酬をかっさらっていきます。当然、クライアントの利益には繋がりません。
上位表示させたいキーワードの月間検索ボリューム等がわかる資料を提出してもらいましょう。
デジハリや職業訓練校あがりマン
スキルも経験も浅いですがとにかく安く発注したい場合は有りでしょう。
「うちで経験積んだらええよ」ぐらいの気持ちで発注しましょう。
そこで作ってもらった失敗を糧に、次は本格的なWEB屋に発注しましょう。
マーケティングマン
UX(ユーザー体験)を最重要視します。
ここに力を入れているWEB制作屋さんに頼むのがベストです。
クライアントの顧客のことを理解したうえでWEBサイトを構築します。
その結果がダサダサのサイトだったとしても、クライアントの顧客にとってはそれが正解です。
比較的高額になります。なぜなら、クライアントの利益に繋がるから。
ランディングページ大好きマン
ただ縦に長いWEBページのことをランディングページと言いがち。
集客方法とか特に考えずに、とりあえずランディングページを作りたがります。
ランディングページは、既にある検索流入やSNS流入、広告流入と合わせて使う事で効果が出ます。
広告マンやマーケティングマン、SEOマンとタッグを組む必要があります。どれひとつ欠けてもうまくいきません。
まとめ
地域や制作者の得意スキルで制作料金は変わります。
都会の大きなWEB屋では、ホームページひとつ作るにも社内でそれぞれのスキルを持ったプロが分業してます。なので成果物のクオリティは高くなりますが、料金もその分高くなります。
WEB業界では、安かろう悪かろうもあるし、単なるボッタクリもある世界です。
信用できるWEB屋と仲良くなりましょう。
よそで失敗してしまった方は相談乗らせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。