神戸三宮で集客のお手伝いをしている(敷居の低い)会社です

まさに絶景!夏真っ盛りの伊豆高原 大室山は一軒の価値あり

旅行先

伊豆高原大室山 | 静岡県伊東市


静岡県 | 会社員 | 36歳 | 男性 | マルロ

タイトルにあるように私が実際に行ったのは、真夏の伊豆高原の大室山です。
大室山は標高580mと小さな山で、どちらかというと「丘」と表現するのがしっくりきます。

下から見るとこんな感じ。
山というと登山を想像する方が多いかもしれませんが、大室山の場合山頂まではスキー場で見られるようなリフトで一気に上がることができます。
そして、山頂の真ん中には噴火口跡があって、それをぐるっと一周囲うように道が整備されています。
そこからの景色がまた絶景なんです。

眼下にはリゾート地としても有名な伊豆の街並みや自然が広がり、遠くには海が見え、360度伊豆の大自然を味わうことができるんです。
余談ですが、別荘もこの辺には多いので、旅行先の景色に非日常感を求めている方にはバッチリな景観だと思います。

噴火口跡を囲うように道が整備されているのですが、この道も登山道なんかでよくあるような、ガタガタした歩きづらいものではなく、ちゃんと観光用の綺麗で歩きやすい道ですので、疲労感は思ったより少なく快適に景色を楽しめますよ。

バリアフリーにも配慮がされていて、車椅子の方も利用できます。
車椅子自体も施設の方で貸し出されていますし、あらかじめ伝えておけばリフトを利用することもできるので、肉体的なハンデを理由にこの景色を見れないなんてことにはならないというのは本当に素晴らしいと思いました。
ただし、車椅子での頭頂部の散策は、傾斜がきついところもあったりするので推奨はされていませんが、リフトを降りてすぐ見える方向の景色が最大の見どころなので、安心して楽しめますよ。

ちょっと意外というか面白いのが、この噴火口跡の中心部なんですが、大体他の山だと中心部に水が溜まってカルデラになっていたり、岩肌剥き出しで危険だったりするところが多いです。
それはそれで魅力があるとは思うんですが、大室山の場合は何故かこの噴火口後の中心部でアーチェリーができます!
しかも時期にもよるとは思うんですが、その辺の公園よりも手入れがされた芝生の上でです!
噴火口中心から上を見上げると、火口外周に囲まれた限定された空がみえ、そんな中アーチェリーをするなんて最高に非日常的な体験です。
常時開催しているのかまでは確認していませんが、パラグライダーもそこで体験することができるみたいなので、気になる方はチェックしてみるといいと思います。
ちなみに散策道は火口をぐるっと囲っていて、アーチェリー場はその中心に位置しています。
ですので、もれなく周囲の観光客の皆さんに自分がアーチェリーをしているところを見られてしまうというのも非日常の体験としては面白いと感じました。

私としては遠くの景色まで一望できる真夏の利用を推したいところですが、他にもみるべき時期はあります。
代表的なのは春の始まりに行う「山焼き」ですね。
これは知らない人が見たら本当の山火事だと思う人もいるくらいの規模でやるらしいです。
あとは初日の出を見ることもできるそうです。
このように年間を通して楽しむことができ、それぞれで違った表情を見せてくれる観光地はあまりないので、興味が湧いたら是非行ってみて下さい。